投資家シロヤマ 初心者の「気になること」

株式投資初心者の「気になること」を取り上げます、多様で複雑な経済状況・市場動向のインプットに対して、わかりやすく分析・予想を行い、どのように資産運用・投資行動するか、サポートします

米中摩擦後退! 新しい相場の三つの乗り方

今回の気になることは、「米中摩擦後退! 新しい相場の三つの乗り方」 です
  

10/11米中通商協議の結果、部分合意に達したと発表がありました
長らく続いた米中摩擦が後退する転換点を迎え、新しい相場を迎えようと
しています、大局観を持って新しい相場の乗り方・投資戦略を
考えてみます 

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1.新しい相場

100年に一度と言われた大不況リーマンショックから世界経済は
立ち上がり、幾度となく小リスクを発生させながら順調に経済成長
を続けてきました
近年では18年春から米中貿易摩擦が激化し、その応戦に
より、株価は敏感に反応して、上下を繰り返しています

しかし、米中通商協議の結果、部分合意に達し米中摩擦後退が大きく後退

しました

今後協議を継続していき、何度も交渉が決裂し、両国が完全合意
することはありませんが、少しずつ進展していき、世界経済が活性化
されていくでしょう

株価上昇が期待できる新しい相場の入り口に立っているのです

 

リスクのない株式投資は皆無です
だからといって、やみくもに投資するとしっぺ返しに会います
新しい相場の乗り方を考えましょう

 

2.新しい相場の大局観

新しい相場に対して、まずは世界のマネーの流れ・大局観を持ちたい
と思います


現在の投資環境の大きな観点は3つ、1つ目は米中貿易摩擦の反動、
2つ目は利下げ後退、3つ目は、米国景気拡大の長期化です

 

3.新しい相場の3つの乗り方・投資戦略

1つ目の「米中摩擦の反動」に対する投資戦略は、
これまで米中摩擦により減少・低迷していた資産が反動で上昇します
大きな上昇期待が持てるAランクは、中国株、中国関連株、小型新興株
やや大きな上昇期待が持てるBランクが、アメリカ株、日本株、
ハイテク株、グロース株
安全資産の金、円は下がるでしょう

 

2つ目の「利下げ後退」に対する投資戦略は、
利下げ後退から、しばらくして景気回復が見られると利上げを市場が
意識し始めます
すると、利下げにより米国から新興国に流れ始めていたマネーが止まり、
逆に米国への環流が始まります
新興国株に比べると米国・先進国株が優位です

 

3つ目の「米国景気拡大の長期化」に対する投資戦略は、
景気循環のため、いずれは米国も景気拡大は終わり、不況がやってきます
上記の1つ目、2つ目の投資環境も変わります
過度に投資比率を上げすぎないように、超長期目線の超大局観を持ちましょう

 

4.新しい相場の次の転換点

19年10月現在、米中摩擦後退による新しい相場が始まったばかりですが、
次の大きな転換点は、20年11月の大統領選挙です


それ以外のリスクにイギリスEU離脱、イラン石油問題などありますが、
米国大統領がトランプ氏継続か交代かにより、米中関係が悪化したり、
さらなる良好関係を結んだり、米国が保護貿易からの自由貿易化への
かえりを見せるなど、景気後退、バブル化などさまざまな世界経済を
揺るがす大きな転換点であり、注目したいと思います

 


  自分の将来に向かって、リスクとリターン、時間軸を考えて行動しよう 
  投資は自己責任で、よりよい資産運用を!!
 
  本件、少しでも参考になれば幸いです
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