投資家シロヤマ 初心者の「気になること」

株式投資初心者の「気になること」を取り上げます、多様で複雑な経済状況・市場動向のインプットに対して、わかりやすく分析・予想を行い、どのように資産運用・投資行動するか、サポートします

12月相場の歩き方、悲観か楽観か?

今回の気になることは、「12月相場の歩き方、悲観か楽観か?」 です  

今年も残り1ヶ月となり、12月に入りました
12月の相場動向を読み解き、今後の資産運用・投資戦略を
考えてみましょう 

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1.10年続く上昇相場の終わりか、新しい上昇相場の始まりか

世界経済はリーマンショックから立ち上がり、上昇相場は10年続いています
しかし、米中貿易戦争により世界経済は減速し、経済指標は悪化しています
直近では、大底を打ち回復の兆しも見えてきています

10年続いた上昇相場の終わりを唱える悲観論者と新しい上昇相場が始まりを
期待する楽観論者が交錯している状況です


2.12月の経済動向

12月は、各経済指標は、悪化から横ばい、一部上昇が見られ、好材料が
少しずつ増えてくるでしょう
米中貿易戦争は、20年10月の米大統領選挙を意識して第1弾の合意が
近いでしょう

株価は、上記実体経済の先行き好調を見越して、すでに上向きしています
に入っています

この先、上昇が持続して中長期的な上昇相場に入るのか、まだまだ
懐疑的です
特に国内個人投資家は、慎重になっており、悲観論者が大多数占めています


3.個人投資家は悲観論者が多いのか

なぜ、国内個人投資家は悲観論者が多いのか
それは、バブル・デフレの後遺症、少子高齢化、海外機関投資家による
上下振れ幅の大きい相場環境による「恐れ」によるものでしょう
ベア型ETFの出来高が極めて高いことに表われています

国内社会的にも株はイチかバチかのギャンブルにも例えられ、
個人の金融資産としても占める割合は、アメリカに比べ極めて少ない

対して、アメリカでは、家庭の金融資産として株の割合が高く、中長期に
上昇するため内需を支え、好循環となり、楽観論者で占められているようです
見方を変えると株が個人消費を支えているので、国策として株を安定成長
させる必要があり、見えざる力が働いています


4.個人投資家の歩き方

日本株は、バブルから時間がたち少子高齢化対応が落ち着くと共に、
徐々に個人投資家の悲観論は薄まり、資産割合も増加して、アメリカ
同様に見えざる力が働き、株は中長期に安定上昇するでしょう
しかし、それはまだまだ長い年月が必要で人々のバブルの記憶が無くなる
世代交代するまで続くのかもしれません

今を生きる我々は、世界経済の持続成長、ともに成長を続ける日本経済の成長
の恩恵を、しっかり受けるには、悲観過ぎる世論を、冷静に正しく見極めて、
市場参加をする必要があります


5.12月相場の歩き方

12月は、景気ミニサイクルの上昇相場の入り口に立っていると思います
米中協議により少々荒れることはありそうですが、仕込みのチャンスです
特に日本株は、海外機関投資家の仕掛け・フェイクに惑わされないよう
悲観論に立ち向かい、自分なりの投資戦略を立てて12月相場を歩きましょう


  自分の将来に向かって、リスクとリターン、時間軸を考えて行動しよう 
  投資は自己責任で、よりよい資産運用を!!
 
  本件、少しでも参考になれば幸いです
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