米中摩擦の収穫の秋
今回の気になることは、「米中摩擦の収穫の秋」 です
米中通商協議の進展期待と摩擦激化が混沌とする中、農産物の収穫時期「秋」を
迎えました
米中摩擦も収穫の秋となるのか、中国戦略に着目して今後の株式投資、資産運用を
考えてみます
1.米中摩擦とアメリカ大統領選
米中摩擦のアメリカ側の痛みとして農家が挙げられます
中国はアメリカの農産物の購入停止のカードを持って、アメリカ側に譲歩を
迫っています
アメリカ大統領選挙のキーとなる農家は秋に農産物の収穫時期を迎え、
注目されています
2.米中摩擦は収穫の秋を迎えるか
米中摩擦は収穫の秋を迎えるかは、中国次第です
中国が次のアメリカ大統領をトランプ続投を望んでいるか、交代を望んでいる、
によるかと思います
いずれにしても中国が有利な交渉となるため、やや中国に実りの多い収穫の秋
となるでしょう
3.アメリカ大統領選挙を利用する中国戦略
中国はトランプ氏の大統領選挙対応を巧みに利用します
2020年秋の大統領選挙までは、大統領選挙に対抗者と拮抗するレベルで
トランプ氏の人気が落ちすぎないレベルで、貿易交渉を続ける
選挙の最終局面では、トランプ氏と対抗者のどちらが中国にとって有利かで、
米中交渉を強硬にするか、軟化するか最後の一手を打つ戦略と思われる
アメリカの景気再加速もトランプ大統領の再選に有利になりすぎるので、
中国側は痛みを我慢して、小康状態になるように、米中通商政策をとるでしょう
4.今後の投資戦略と資産運用
20年秋の大統領選挙までは、アメリカ景気は中国戦略により小康状態が続くでしょう
良くなりすぎると、中国側がカードを切って、景気減速懸念を持たせ、そのたびに
市場は揺れます
大きな上下を繰り返すボックス相場を大局観として持ち、投資戦略、資産運用を
行いましょう
自分の将来に向かって、リスクとリターン、時間軸を考えて行動しよう
投資は自己責任で、よりよい資産運用を!!
本件、少しでも参考になれば幸いです
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