真空地帯に入る条件
今回の気になることは、「真空地帯に入る条件」 です
米中通商協議の進展期待により株価上昇をもたらしています
さらなる上には出来高の少ない価格帯、真空地帯があり、
さらなる上昇が期待されています
この真空地帯に入る条件ついて、ケーススタディします
1.「真空地帯」
株式投資における真空地帯とは、出来高が少ない価格帯のことです
株価上昇局面において、真空地帯直前までは、過去に
その株価で取得した人が、売れずに心理的ストレスを抱えていた
人々による売り圧力でなかなか上昇せず停滞します
しかし株価が、真空地帯に顔を出すと、売り圧力が無くなるため
上に引き寄せられるように、急上昇します
2.現状の日経平均株価の真空地帯(出来高が少ない)
①22350円~23000円レベル の真空地帯
その上に
②23000~24400円レベル の高真空地帯
さらに上に
③24400円以上 の超高真空地帯
3.真空地帯の直前は「厚い雲」
真空地帯に顔を出す直前は、売り圧力の激しい「厚い雲」に
覆われ、簡単には突破できません
「厚い雲」を突破して「真空地帯」に入るためには、経済指標、
政治家の発言・政策、戦争回避などポジティブなニュース・
出来事など好条件が必要です
4.現状、真空地帯に入るために必要な「条件」
現状においてケーススタディをします
①22350円~23000円レベル の真空地帯に入る条件
⇒米中貿易戦争の一時休戦
その上の
②23000~24400円レベル の高真空地帯に入る条件
⇒中国景気が底入れし、反転
さらに上の
③24400円以上 の超高真空地帯に入る条件
⇒米中協議が進展し、中国が開放による安定成長に回帰
5.中国景気が日本経済のキー
日本経済にとって、米国が最も影響が強いが、米国は内需
主導であり、多国によって瀕死のダメージを負うことはなく、
自国についは、トランプリスクはあるもののFRBがしっかり
しているので、現状自滅することはない
中国は、習近平体制の強いリーダーシップにより、米中貿易
戦争による景気悪化を耐えているが、いくら米国経済が順調
でも、日本の景気回復は限定的でしょう
尚、日本の自滅については、消費増税、少子高齢化、年金不足
など、懸念はあるが、少なくとも安部政権が安定している間は、
ないでしょう
5.「真空地帯」と今後の資産運用・投資行動
真空地帯により、株価は急上昇します
しかし、真空地帯前の厚い雲に巻き込まれ、長い停滞や
ネガティブニュースによる急落に合うことがあります
厚い雲を突破して真空地帯に入る条件を自らケーススタディ
して、無理ない資産運用・投資行動をしましょう
自分の将来に向かって、リスクとリターン、時間軸を考えて行動しよう
投資は自己責任で、よりよい資産運用を!!
本件、少しでも参考になれば幸いです
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