投資家シロヤマ 初心者の「気になること」

株式投資初心者の「気になること」を取り上げます、多様で複雑な経済状況・市場動向のインプットに対して、わかりやすく分析・予想を行い、どのように資産運用・投資行動するか、サポートします

非正規雇用者の厚生年金加入へ! ニッポン復興

今回は「非正規雇用者の厚生年金加入へ! 少子高齢化先進国ニッポン復興」 が、気になることです
  

政府は、年金不足問題の対策の一環として、中小企業の厚生年金加入要件を緩和
して、非正規雇用者の年金加入促進の検討に入りました
非正規雇用者は国民年金(基礎年金)だけに加入する場合が多く、年金不足の
社会不安となっています
少子高齢化の中で日本全体に覆い被さる悲観論を打破しようとする年金不足対策
からニッポン復興に期待を寄せ、今後の資産運用・投資行動を考えましょう 

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1.非正規雇用者の厚生年金の加入促進へ

政府は中小企業でパートやアルバイトなど非正規として働く人の
厚生年金加入を促進するため、従業員501人以上という企業規模の要件を
撤廃する方向で検討に入った

非正規の人は国民年金(基礎年金)だけに加入する場合が多く、
受取り年金額の増加や年金財政維持が狙い

 

2.非正規雇用者数は働く人の4割

企業規模要件を廃止すれば新たに125万人が厚生年金の対象となる
また非正規雇用は働く人の約4割を占めている

企業でフルタイムとして働く人は規模にかかわらず、厚生年金の加入対象
パートなどの短時間労働者は現在、従業員501人以上の企業で
週20時間以上働き、賃金が月88000以上などが要件となっている

厚生年金の保険料は労使折半のため負担増となる企業側の反発は必至

今回の厚生年金の加入促進について、良い面と悪い面がある


3.今回の厚生年金の加入促進が良い面


 ・非正規雇用者の受取り年金が増える
 ・年金制度が維持、安定化される
 ・中小企業の福利厚生の改善とされ、人事採用向上
 ・新興・小型株の上昇・安定性に寄与


4.今回の厚生年金の加入促進が悪い面

 ・非正規雇用者の年金保険料が増え、生活費が目減りする
 ・中小企業の経営を圧迫し、収益が目減りする


5.今後の資産運用、投資行動

少子高齢化、非正規雇用問題、年金問題...日本全体に覆い被さる将来に対する
悲観論があります
今回取り上げた非正規雇用者の年金加入の動きは、良い面悪い面があるが、
悲観論を払拭して安心安全な未来をつくる非常に重要な政策だと思います

 

現在のアメリカ株ブーム(?)も助長して、日本株に悲観的な見方が増えている

のも事実です

日本の悲観論に覆われている中ですがそれを打破する小さな動きにも

目を向けましょう、日本は少子高齢化の先進国ですね

日本は、戦後の復興から先進国入りして世界トップクラスの経済大国にまでなりました

中国、インドは10億を超える人口・低コストを武器に著しく成長しており、この先の超長期的には、新興国を抜けて先進国入りするか高付加価値・技術国に移行できるか

見極める必要があります

 

日本人の底力を信頼し「ニッポン復興」に腹落ちできると、日本株は
長期投資として資産運用の柱のひとつになるでしょう

海外投機投資の割合が増える日本株は上下変動が大きいのですが、
日本に住む我々は、肌感覚で本質を見極めることができるのが武器です
今後の資産運用・投資行動に反映しましょう

 

  自分の将来に向かって、リスクとリターン、時間軸を考えて行動しよう 
  投資は自己責任で、よりよい資産運用を!!
 
  本件、少しでも参考になれば幸いです
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